
ミニマリストにおススメのアウターが知りたい。
幅広く着まわせるアウターってどう選べばいいんだろう?
こんな方に役立つ記事です。
どうも、やっと私服を制服化しました、みやの(@miyanosanchi)です。
少ない服で着回したいミニマリストにとって、アウターを何にするかって悩みますよね。

気軽に買い換えるものではないだけに、慎重になります。
ということで本記事では、服9着で過ごすアラサーミニマリストの僕が、おすすめのアウターとその選び方を紹介していきます。
※選び方などの読み物は飛ばして、さっさとおすすめのアウターが知りたい方は、以下をクリックするとジャンプします。
ミニマリスト向けアウター選びの3つのポイント

おすすめのアウターを発表する前に、ミニマリスト向けのアウターを選ぶポイントをお伝えします。
- オンオフ両方使える物を選ぶ
- 3シーズン使えるものを選ぶ
- 服を減らすことが目的にならないように注意
① オンオフ両方使える物を選ぶ
少ない服で着まわす場合、ビジネス用、私服用など複数の用途で兼用できるアウターを選ぶのがおすすめです。
服の用途は大きく分けて4つあります。

これらを兼用すればする程、「専用の服」を持たなくていいので服の枚数を減らせますよね。
兼用する際は、素材は毛皮・革・ファーが付いている物以外、色は黒か濃い色(紺、チャコールグレーなど)を選ぶのがおススメ。

何故かと言うと、お葬式の時に着ていけないからです。
下記に当てはまるのであればいいですが、兼用したいならここはマストです。
- 喪服用のコートを別で持っている
- 急な訃報でも絶対にレンタルで間に合う自信がある
- お葬式で人にどう思われようが言われようが気にしない
また、金属系の装飾が付いていないかどうかもポイントですね。
② 3シーズン使えるものを選ぶ
服の枚数を減らしたい場合は、秋冬春と3シーズン使えるものを選ぶのがおすすめです。
3シーズン着まわす場合、裏地アリで中綿なしのアウター、もしくは着脱可能なライナー付きのアウターを選びましょう。

ライナーが付いていないアウターの場合、冬は中にインナーダウンやフリースを着れば乗り切ることができます。
また、ライナー付きのアウターであれば春秋はライナーなしで、冬はライナー付きで使いまわせるので便利です。
ただし、それでは冬が寒すぎて耐えられないという人は、素直に冬専用でダウンジャケットなどを買った方がいいでしょうね。
③ 服を減らすことが目的にならないように注意
最後に、「服を減らすこと」が目的にならないように注意してください。
服を減らそうと思って服を減らしてもマジで何にもなりません(経験談)。

何回も買って捨ててを繰り返した時期もありました。
結局僕の場合は、「面倒なことを減らす」ために服を選ぶという目的を持つことで暗黒期から脱することができました。
例えば、洗濯物を干すのが面倒なので枚数を減らす、コーディネートを考えるのが面倒なのでパターンを減らす、といった感じですね。

自分の中で基準が持てなくて悩んでいる人は参考にしてほしいクマ!
ミニマリストにおすすめのアウター①:コート

まずおすすめしたいのは、コートです。
コートはドレス寄りなアイテムなので、私服はもちろん通勤時や格式高い場所に行く際など、オンオフ兼用するには一番使い勝手がいいですね。
また、革素材を避け、黒や暗い色にすれば喪の席でも対応することができます。
デメリットとしては、丈感やサイズ感、コートの厚みなど、自分にピッタリのものを選ぶのが少し難しい点が挙げられます。

あとデメリットとしては、ふらっとコンビニ行くときにスウェットの上に羽織ると違和感があるので、気軽に着づらい点ですかね(笑)。
コートはこんな人におススメ
以上の特長から、コートはこんな人におすすめです。
- スーツ仕事の人
- 多くの状況に対応できるアウターが欲しい人
- 大人っぽい服装にしたい人
ミニマリストにおすすめのコート
おすすめのコートの1つとして、僕の愛用しているシエラデザインというアウトドアブランドの「タコマコート2」を紹介します。

形はシンプルなステンカラーコート。
こちらのコートには、ロクヨンクロスという綿60%、ナイロン40%が混紡されたアメリカ製の素材が使われています。

コットンより通気性がよく、ナイロンより摩耗に強いという、良いとこ取りの機能素材です。
同ブランドのマウンテンパーカーに採用されている素材だけあって、タフなのも特長。
湿気を吸うとコットンが膨張して水分の侵入を防いでくれ、ナイロンが含まれている分、通気性がよく、磨耗に強いという特長もあります。


同じ素材のマウンテンパーカーは10~20年ほど使っているという口コミもあります。
色は6種類あります。


僕が持っているのはMidnightカラーですが、ビジネス兼用ならブラックが使いやすいですね。
着丈は膝~腰の中間くらい。ビジネスコートとしては若干短めですが邪魔にはなりません。

裏地はポリエステルが貼ってあり、防風性もしっかりしています。

インナーダウンを着て、マフラーを巻けば冬でも余裕です。

仕様をまとめてみるとこんな感じです。
形 | ステンカラーコート | ◎ |
素材 | ロクヨンクロス(綿60%、ナイロン40%) | ◎(高耐久性) |
色 | 6種類 | ◎(黒アリ) |
着丈 | 膝と腰の中間(やや短め) | 〇 |
3シーズン着用 | 裏地アリ、中綿ナシ。インナーダウンが必要 | 〇 |
- シェラのロクヨン。過去にマウンパを着ていたことがあったので、サイズ感以外の心配はありませんでした。ジャスト、プラスゆったり目のサイズ感で、スーツオンもできそうで重宝しそうです。
- インナーもしっかりしていて冬~春頃まで着れそうです。スッキリしていて格好いいです。

これ以外のおすすめコートを知りたい方はこちら
ミニマリストにおすすめのアウター②:マウンテンパーカー

次におすすめしたいのは、マウンテンパーカーです。
最近では通勤時にスーツの上からマウンテンパーカーを羽織っている人も見かけますので、案外オンオフ兼用しやすいです。
そして、防水・防風の機能性はもちろん、下に何を着ていてもサッと羽織るだけで外出できる楽さと、取り扱いを気にせずガシガシ着れるタフさが魅力です。

ここにちょっとコンビニ行くときとか楽ですよねー。テキストを入力
デメリットとしては、とにかく素材や防水・撥水の違い、コーティングの種類など、機能性が多種多様なので、多少の知識がないと選ぶのに苦労する点が挙げられます。
また、正装が求められる場面では着づらいので、別途コートを用意したりレンタルする必要も出てくるかもしれません。
マウンテンパーカーはこんな人におススメ
以上の特長から、マウンテンパーカーはこんな人におすすめです。
- 防風・防水性の高い機能的なアウターが欲しい人
- 着替えるのが面倒くさがりな人
- カジュアル寄りの服装にしたい人
ミニマリストにおすすめのマウンテンパーカー
おすすめのマウンテンパーカーの1つとして、コロンビアの定番商品であるヘイゼンジャケットを紹介します。

撥水加工がされているナイロンを使用した薄手のマウンテンパーカーです。
デザインもシンプルで、ロゴも目立たないワンポイント。
シンプルながらマウンテンパーカーに必要な機能は備えていて、街着~ハイキングまで対応できます。

内ポケットに収納できるので持ち運びが簡単なのもいいですね。


収納用の袋を別で持ち運びたくない人におすすめです。
レギュラーフィットなので、冬にインナーダウンを着たり、スーツの上から着てもきつくないですね。

価格も1万円台と買いやすいソフトシェルジャケットです。
コロンビアは直営店も全国に50店舗以上あるので試着してから買いやすいのもポイントですね。
レディースもありますが、カラーリングが明るめになっているので注意です。

仕様をまとめてみるとこんな感じ。
シンプルさ | 単色、ワンポイントロゴ | ◎ |
素材 | ナイロン100% | |
色 | 4種類 | ◎(黒アリ) |
重さ | 432g | 〇 |
機能 | 防風、撥水 | 〇 |
パッカブル | ポケット内に収納可能 | ◎ |
- 軽くて、かさ張らなくて本当に重宝します。東京の冬程度なら、下に着込めば、これで十分かもしれません。
- 春・秋用として購入しました。肌触りもよく丈夫な感じなので長く使えそうです。コスパ的には大満足です。

これ以外のおすすめマウンテンパーカーを知りたい方はこちら
ミニマリストにおすすめのアウター③:ダウンジャケット

基本的には、薄手のコートかマウンテンパーカーを1枚持っていれば、冬は中にインナーダウンやフリースを着込むことで3シーズン着回せます。
しかし、雪国に住んでいたり、冬に子供のサッカーの試合を長時間見たりなど、どうしても冬専用に暖かいアウターが必要な人もいますよね。
そんな暖かさを重視される方にはダウンジャケットがおすすめです。
マウンテンパーカーと同様、下に何を着ていてもサッと羽織るだけで外出できる楽さと、取り扱いを気にせずガシガシ着れるタフさが魅力です。
ただし、選び方によってはカジュアル感が強くなりすぎ、使える場面が少なくなってしまうので注意です。
ダウンジャケットはこんな人におススメ
以上の特長から、ダウンジャケットはこんな人におすすめです。
- 冬寒くて、重ね着では耐えられない人
ミニマリストにおすすめのダウンジャケット
おすすめのダウンジャケットの1つとして、NANGAというメーカーのオーロラダウンジャケットを紹介します。

NANGAは滋賀県で創業した日本の羽毛商品メーカー。
羽毛は国内で洗浄加工され、商品はすべて自社工場で国内生産されており、そのクオリティの高さから人気のメーカーです。

オーロラダウンジャケットは、透湿・保温・撥水に優れた高機能ナイロンを表地に使ったNANGAの代表的な商品です。

余計な装飾もなく、シンプルなデザイン。
表地のモコモコ感がないので、スマートさがありますね。
フィルパワーは760と十分で、アウトドアから街着まで幅広く使えます。
価格は4万円台と、上記で紹介してきたアイテムと比べると高めですが、国内生産のクオリティの高さや、メーカーでの有償修理サービスもあるので、割と長く使っていけると思います。
レディースもありますし、ステンカラータイプのダウンコートや、レディース物のショールカラーダウンコートもリーズナブルな価格でラインナップされています。

仕様をまとめてみるとこんな感じです。
シンプルさ | 単色、ロゴなし、モコモコ感なし | ◎ |
素材 | オーロラテックス | |
光沢感 | ややマッド | ◎ |
色 | 5種類 | ◎(黒アリ) |
フィルパワー | 760 | ◎ |
重さ | 約650g | |
パッカブル | 不可 | × |
- ダウンの性能としても冬の突き刺すような風も気にさせない、期待どおりな出来栄え。本当に寝袋の中にいるようです。
- 通常のダウンのようにモコモコ感がなくスッキリとしたシルエットが気に入りました、しかも
温かさや防水性も文句なし。
これ以外のおすすめのダウンジャケットを知りたい方はこちら
ミニマリストにおすすめのアウター3選と選び方【メンズレディース】|まとめ
ということで、ミニマリストにおすすめのアウターと、その選び方をお伝えしました。
いろいろ紹介しましたが、別に着るアウターに正解があるわけでもないです。
なので、一番大事なのは「あなたなりに納得した上で服を決める」ことだと思います。

アウターの寿命よりも、飽きが先に来るってことも多いですし。
そのためにも、この記事や考え方を参考にあなたの中で基準を作って選んでいただければと思います。
本記事が、愛用品選びの参考になれば幸いです。
以上、みやの(@miyanosanchi)でした。