
ミニマリストにおススメのバックパック・リュックが知りたい。
通勤や旅行など幅広く使えるバックパックってどう選べばいいんだろう?
こんな方に役立つ記事です。
どうも、やっと私服を制服化しました、みやの(@miyanosanchi)です。
日常使いはもちろん、通勤や旅行にも使いまわせるバックパックはミニマリストにピッタリですよね。
ということで本記事では、バック1つで過ごすアラサーミニマリストの僕が、通勤や旅行など、幅広く兼用できるおすすめのバックパックとその選び方を紹介していきます。
※選び方などの読み物は飛ばして、さっさとおすすめのバックパックが知りたい方は、以下をクリックするとジャンプします。
ミニマリスト向けバックパック選びの4つのポイント

おすすめのバックパックを発表する前に、ミニマリスト向けのバックパックを選ぶポイントをお伝えします。
- 黒色でシンプルなデザインのもの
- 容量は20L前後、マチは20cm前後のもの
- PC収納スペースがあるもの
- コンパートメントが細かくないもの
① 黒色でシンプルなデザインのもの
ビジネスでも兼用して使うことを考えたら、黒色一択ですよね。
デザインはもちろんシンプルなものがいいですが、どこまでOKかはあなたの働いている状況によって判断するのがおすすめです。
カッチリした服装が求められるレベル別に並べてみるとこんな感じ。
レベル4:そもそもバックパックがダメ
レベル3:手持ちバンドがついていればOK
レベル2:アウトドアっぽいシルエットや装飾でなければOK
レベル1:何でもOK
厳しいところでは3Wayタイプのようにブリーフケースっぽく持てるものを選べばいいですね。
レベル2であれば、ゴチャゴチャしたベルトや目立つロゴがなければ大丈夫でしょう。

目上のお客さんと会う機会が少なければ何でもいいかもしれませんね。
シルエットは、丸みを帯びる程カジュアル感が増してくるので基準として覚えておいてください。

② 容量は20L前後、マチは20cm前後のもの
容量は20L前後を目安にしてみて下さい。
一般的には旅行や出張を考えると25~30Lくらいの容量が目安になってきますが、ミニマリストであればオーバースペックです。

20Lってどれくらいニャ?
僕の持っているバックパック(後程紹介します)の容量は約17.5Lですが、2Lペットボトルを3本入れても上部にまだまだ余裕があるくらいのイメージです。


20Lあればもう1本くらいペットボトル入りそうですね。
普段の通勤を考えると、20Lもあればミニマリストには十分すぎる容量だと思います。

でも、通勤用の薄型バックパックの容量ってもう少し小さいイメージがあるニャ。
そう、確かに通勤用で主流の薄型のバックパックは平均で12~15Lくらいのモデルが多いです。
ただ、物にもよりますが、それくらいの容量だとPCとちょっとした書類と下着の着替えを詰め込むとギチギチになります。
それに、ガジェットや充電器、筆記用具や防寒着、数泊分の着替え、お土産などを入れる場合もありますよね。
プライベートの荷物の少ない旅行ならまだしも、仕事での出張用途を考えると、15L未満の容量はミニマリストでも難しいと思います。

より多くの用途に兼用できることを重視して、この記事では小さすぎたり薄すぎるバックパックは除外しています。
③ PC収納スペースがあるもの
大抵のバックパックにはPC収納スペースがありますが、一応確認してみて下さい。
クッション性の高いPC収納スペースがあると、PCケースを持ち歩く必要がなくなるので持ち物を減らすことができますね。
また、フリース系のふわふわしたポケットがあれば、電子機器もそのまま突っ込めるので便利です。
④ コンパートメントが細かくないもの
コンパートメント(区切り)が細かくないモノを選ぶのがおススメです。
細かく区切れていると、細長い書類等を入れるのにはいいんですが、旅行や出張で容量のあるものを入れるときに不便です。


同じ容量でも区切り方によって全然違うんですよね。
【通勤・旅行もOK】ミニマリストにおすすめのバックパック5選
以上の選び方をもとに、ミニマリストにおすすめのバックパックを5つ紹介していきます。
City Compact Backpack2|incase
まずは僕が愛用しているincase(インケース)のCity Compact BackpackⅡ(シティコンパクトバックパック)を紹介します。

リップストップポリエステルと言う、破れに強いポリエステルを使ったシンプルなバックパックです。
サイズは長すぎずコンパクトなデザインで、背負うとこれくらいのサイズ感になります。


通勤にも旅行にもちょうどいい大きさですね。
容量は全体で約17.5Lとなっていて、中の構造はこんな感じです。

このバッグには裏起毛のクッション性抜群のPCスリーブが付いています。
これがダメージを抑えてくれるので、わざわざPCをケースに入れる必要がありません。
PCもこんな感じでそのまま突っ込めます。(15インチのマックブックプロまで対応)

メインコンパートメントに余計な仕切りがないので、カメラとか三脚とかもコンパクトな物なら入りそうです。
イマイチなポイントとはこんな感じです。
- 止水ファスナーではないので防水性は並み
- スーツケースの取っ手に通せるベルトが付いていない
- サイドポケットがない
価格は定価で16,500円ですが、Amazonで並行輸入品を狙えば1万円台前半で購入することもできます。

シンプルなデザインが好きで、ガジェットを持ち歩くことが多い人におすすめです。
仕様をまとめてみるとこんな感じ。
素材 | リップストップポリエステル |
サイズ | 約H46×W33×D13cm |
容量 | 約17.5L |
重さ | 約800g |
機能 | 360度のPCクッション、裏起毛ポケット |
価格 | 16,500円 |
こんな人におすすめ | シンプルなデザインが好きで、ガジェットを持ち歩くことが多い人 |
- シンプルなデザインですが、Appleが承認しているだけの事はあります。質感も良く、持っている優越感みたいなものはあります。
- 高品質でシンプル、ごちゃごちゃしたポケットもなく、そういうものを求めている人にはオススメ。
→City Compact Backpack2のレビューはこちら
シャトルデイパック|THE NORTH FACE
次に、THE NORTH FACEのシャトルデイパックを紹介します。

こちらは1050デニールの厚いナイロンを使ったシンプルなバックパックで、通勤バッグの定番品ですね。
サイズは約H49×W29×D14cmと縦長のサイズ感です。
容量は25Lと、出張でも十分対応できます。
ポケットは大きく分けて4つ。
背中側にPC、タブレット、書類などを収納しやすい小分けされたコンパートメント。(PCは15インチでも入る)

真ん中は区切りのない、ガバッと開くコンパートメント。

外側には、小物が入るポケットが付いています。

自立するので、床に置いてもある程度安定しますね。
背面にはスーツケースの取っ手を通せる穴が開いています。

イマイチなポイントとしてはこんな感じです。
- 止水ファスナーではないので防水性は並み
- マチが細いので、丸かったり厚みのあるものは苦手
- サイドポケットにマチがないのでペットボトルなど厚みのあるものが入らない
価格は定価で19,800円と割と買いやすい価格帯だと思います。

PC、タブレット、書類など縦長の物が多い人におすすめです。
ちなみに、1周り小さい容量18Lのシャトルデイパックスリムというモデルもあります。

中が細かく区切られているのでPCや書類など、薄長い物を入れるのには向いていますが、ゴツい物は入れづらいので今回おすすめからは外しています。
仕様をまとめてみるとこんな感じ。
素材 | 1050Dコーデュラバリスティック® ナイロン |
サイズ | 約H49×W29×D14cm |
容量 | 25L |
重さ | 1090g |
機能 | 小分けされたコンパートメント |
価格 | 19,800円 |
こんな人におすすめ | PC、タブレット、書類など縦長の物が多い人 |
- パソコン収納、タブレット収納、書類収納のそれぞれのスペースに加え、メインの大きいスペースと表面の小物スペースとたくさんの収納スペースがあって満足しています。
- 出張を想定するとPC用の収納スペースがあり、飛行機に乗る際に取り出すのに便利。また重いPCを背面側に設置できるので安定するのと、長時間でも楽な印象です。
DAYPACK|POTER HYBRID
続いて、吉田カバンのラインの1つであるPOTER HYBRIDからDAYPACKを紹介します。

こちらはX-C1000という、1000デニールの厚さがありながら軽量で防水性のあるオリジナルのナイロン生地を使っています。
サイズは約H41×W31×D12cmとやや小ぶりな感じ。

容量は15Lと、POTERのビジネスリュックの中では大きめですが、出張や旅行を考えるとやや小さめです。
ポケットは大きく分けて4つ。
真ん中に大きなコンパートメントが1つ。

フロント上部に、止水ファスナーを使ったスマホ向けのモバイルポケット。

それから小物収納に便利なポケットが2つ付いています。

また、折り畳み傘の収納に便利なサイドポケットもあります。

イマイチなポイントとしてはこんな感じです。
- PCスリーブのクッション性が低そう
- スーツケースの取っ手に通せるベルトが付いていない
価格は35,000円とやや高めですが、かなり上品な質感やシルエットになっています。

荷物が少ない人や、上品なバッグが欲しい人におすすめです。
仕様をまとめてみるとこんな感じ。
素材 | X-C1000 |
サイズ | 約H41×W31×D12cm |
容量 | 15L |
重さ | 900g |
機能 | 上部に止水テープ、サイドポケットあり |
価格 | 35,000円 |
こんな人におすすめ | 荷物が少ない人や、上品なバッグが欲しい人 |
- 作りは良いし、デザインもシンプルで大変気に入っています。
- 日常使いから一泊出張まで,これ一つで間に合いそうです。
Tech Pack 2|Aer
他の人と被りたくない人におすすめなのが、AerというブランドのTech Pack2です。

外部には1680デニールの厚いナイロンを使用した、シンプルな見た目のバックパックです。
サイズは約H46×W30.5×D18cmと上で紹介してきたものより奥行が長めです。
容量は17Lと十分ありますね。

コンパートメントは全部で4つと豊富です。
背面には15.6インチまで収納できるPC専用のポケット。

真ん中はメインのコンパートメント。

一番外側は小物の整理に役立ちそうです。
また、トップにはやわらかい裏地付きの、小物が入るポケットもあります。

傘や水筒が入るサイドポケットが1つ。
反対には、背負ったままでも取り出しやすいファスナー付きのサイドポケットが1つあります。

コンパートメントは全てYKKの止水ジッパー使用で防水性もバッチリ。
もちろん、スーツケースのハンドルを通せる穴も付いています。

自立しますし、ブリーフケースのように横から持てるハンドルが付いているので、客先でも使いやすいですね。

デザインがシンプルな割に、かゆいところに手が届く高い機能性で、人と被りづらいところもポイントです。
イマイチなポイントを挙げるとしたらこんな感じです。
- 1700gと通勤にはかなり重い
- 取り扱い店舗がやや少ない
価格は37,400円とやや高めですが、これだけの機能を考えるとそんなもんでしょう。

シンプルだけど機能的で、人と被りづらいバッグが欲しい人におすすめです。
仕様をまとめてみるとこんな感じ。
素材 | 1680デニールナイロン |
サイズ | 約H46×W30.5×D18cm |
容量 | 17L |
重さ | 1700g |
機能 | 止水テープ、サイドポケットあり |
価格 | 37,400円 |
こんな人におすすめ | シンプルだけど機能的で、人と被りづらいバッグが欲しい人 |
- ビジネス用に購入しましたが、地面に置いて自立するし、ポケットがたくさん付いていて使い勝手がいいです。
- 通勤用に購入。薄型で収納スペースが多く、非常に使い勝手が良いです。また、コーデュラバリスティックのナイロン仕様なので、雨の日でも安心です。購入して正解でした。

ブレード 20 バックパック|ARK’TERYX
同じくらいの容量でも、収納力の高いバックが欲しい人におすすめなのが、ARK’TERYXのブレード20バックパックです。

丸みを帯びたデザインが特徴のアウトドアブランドのバックパックです。
容量は20Lと、ここまで紹介してきたバックとそこまで変わりませんが、収納のしやすさに特徴があります。
まずはこちらのメインコンパートメント。

ガバッと180度開くことができ、PCとタブレット用のスリーブも備えています。
更にファスナーを開けると、大容量のコンパートメントがあります。

着替えとか入れるのに良さそうですね。
外側のコンパートメントは、横から開けられるようになっています。

また、サイドに小物用のポケットと、背面にセキュリティポケットがあるので、財布やパスポートなどを入れておくにも安心ですね。

イマイチなポイントとしてはこんな感じです。
- 自立しない
- 横から開ける形になるので慣れるまで使い勝手が悪そう
- 細々したものは収納しづらそう
価格は27,500円となっていますが、Amazonの並行輸入品なら2万円を着る値段で買うことができそうです。

ゴツいものを収納したい人や、セキュリティーポケットが欲しい人におすすめです。
仕様をまとめてみるとこんな感じ。
素材 | ナイロン |
サイズ | ? |
容量 | 20L |
重さ | 1240g |
機能 | 大きいコンパートメント、セキュリティポケットあり |
価格 | 27,500円 |
こんな人におすすめ | ゴツいものを収納したい人や、セキュリティーポケットが欲しい人 |
- リュックを下ろさなくてもスマホや定期券などがすぐに取り出せます。機能性に優れておりデザインも良く欠点は見当たりません。
ミニマリストにおすすめのバックパック比較一覧表
以上紹介したバックパックを比較表にするとこんな感じになります。
※価格は2020年2月時点での定価です。
ガジェットが多い人に
縦長の荷物が多い人に
上品なバッグが欲しい人に
人と被りづらいものが欲しい人に

ゴツい荷物を収納したい人に
【通勤・旅行もOK】ミニマリストにおすすめのバックパック5選|まとめ
ということで、ミニマリストにおすすめのバックパックと、その選び方をお伝えしました。
いろいろ紹介しましたが、別にバックパックやリュックに正解があるわけでもないです。
なので、一番大事なのは「あなたなりに納得した上で決める」ことだと思います。

バッグの寿命よりも、飽きが先に来るってことも多いですし。
そのためにも、この記事や考え方を参考にあなたの中で基準を作って選んでいただければと思います。
本記事が、愛用品選びの参考になれば幸いです。
以上、みやの(@miyanosanchi)でした。